とっちの日本酒ブログ

呑んだ記憶の三段仕込み!

【新政】 秋櫻 2019 生酛木桶純米 Colors - Cosmos - コスモス

【新政】  秋櫻 2019 生酛木桶純米 Colors - Cosmos - コスモス 【新政】  秋櫻 2019 生酛木桶純米 Colors - Cosmos - コスモス 【新政】  秋櫻 2019 生酛木桶純米 Colors - Cosmos - コスモス

商品詳細

原料米 改良信交 100%
精米歩合 麹米55% 掛米55%
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -

税込価格 2,480円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

通称「コスモス」。
「改良信交」は昭和34年、秋田で初めて生まれた酒造用好適米である。「信交190号」を親に持つために、長野県生まれの「美山錦」と兄弟の関係にある。ところが「美山錦」が硬質な印象を与えるのに対して「改良信交」はあくまでも滑らかで伸びやかな味わいである。現在、秋田県では当蔵のみが用いており、まさに「新政」を象徴する米となっている。「コスモス」はこの「改良信交」を用いて木桶仕込みによって醸される貴重な酒である。

【改良信交】
生誕年[登録年]:1959年(昭和34年)
生誕地[登録県]:秋田県
平均収量:約7俵/反
新政酒造における主要栽培地:秋田市河辺地区

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感想

香りに例えられる食物や植物をじっくり嗅いでみたい。

今まではなんとなく感じていたが、脳に刷り込むように嗅ぐとかしたい。

言語化しようとすると引き出しの多さが大切だなって思う。

 

上立ち香は穏やか。新政は上立ち香からビンビンに攻めてくる感じではない。

でもブルゴーニュグラスとかでスワリングしてクゥーっと何度も嗅ぐのが楽しかったりもする。

甘めの香り、熟れた洋ナシだろうか。

上立ち香と含み香は結構違うイメージ。エクリュはなぞる感じだったのでびっくり。

含み香からのアタックは、極微炭酸、わずかな木桶感、吟醸香のシンフォニー。

甘味と酸味は小花のように可愛らしく広がる。

これが、戻り香と合わさると立体感のある複雑な風味になる。

花と宇宙のコスモスをイメージして命名したのだろうか。

 

文頭に戻るのだが、このお酒で感じる甘い香りは、

なんと言ったらしっくりくるのか。穀物系の甘みなんだろうか。

色々とレパートリーを増やしたい。

 

蔵元ウェブサイト

www.aramasa.jp