【土田】 生酛仕込み 純米吟醸
商品詳細
原料米 群馬県産 飯米
精米歩合 麹米60% 掛米60%
仕込水 武尊連峰伏流水(軟水)
酵母 協会701号
日本酒度 -4
アルコール度数 15℃
酸度 1.7
アミノ酸度 1.6
税込価格 1,820円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
「土田」シリーズの代表作。人気のため品薄状態が続き、
ご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした。
令和一年酒造年度 生もと仕込みになって再登場です。
生もとの旨味、クリアな後味の土田をお楽しみください。
非常に参考になる!外部サイト
感想
色はわずかに黄色味かかったクリスタル。
吟醸香は甘めだが酸味を伴う複雑さを感じる。
口に含むと、今までとはちょっと違ったテイストで思考を刺激。
含み香はすっきりしている感じなのだが、色んな味というか、
よく表現で使われる複雑な風味。
後半の苦みでまあるく収めている印象。
アタックは控えめ、喉ごしの甘酸っぱさ、
戻り香にアクセント程度の苦みに、じわーっとくる強めの酸味。
甘味は穏やかなので、二口三口と何度も味わいたくなる。
こだわりのお酒であり硬派ないぶし銀といった印象。
お酒を歯茎味わいたいと書いてあったので、
口に含んだお酒をブクブククルクルと歯茎回りにいっぱい回した。
アルコールでコーティングされた歯茎がちょっと麻痺したみたいで気持ちいい。
たぶん味わい方が間違っているだろう。
食中に合わせても良かったし、ぬる燗~上燗にしても大正解だった。
このお酒は個性的。
あまり酒の味を知らない私が、そんな事を感じるくらいに。
菩提酛だったり醸し方が個性的だったりするのでしょうか。
もっと色々なお酒を飲んだり、造り方を勉強したら
このお酒の感じ方も違ってくるのでしょう。
蔵元ウェブサイト
【新政】 亜麻猫 スパーク 特別純米生
商品詳細
原料米 あきた酒こまち 100%
精米歩合 麹米55% 掛米65%
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 13℃
酸度 -
アミノ酸度 -
税込価格 2,037円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
新政ラインナップ中もっとも個性的な作品とも言える「亜麻猫」。通常の清酒用麹に加えて、強い酸味を持つ焼酎用麹(白麹)をも用いて醸されているため、日本酒離れした酸味が楽しめる作品となっている。なお白麹は、泡盛の製法に不可欠の黒麹を親としている。このため、「亜麻猫」は日本酒と琉球文化とのハイブリッドともいえる。まさに「新政」の実験的精神を端的に表した作品として、定番化された現在でもひときわ異彩を放つ存在だ。スピンオフとしては瓶内二次発酵を行った活性濁り生酒「亜麻猫 スパーク」が存在している。
感想
-
蔵元ウェブサイト
【新政】 No.6 Y-type 2019 別誂 木桶仕込
商品詳細
原料米 陸羽132号 100%
精米歩合 麹米55% 掛米55%(扁平精米)
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -
税込価格 3,480円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
(升新商店サイトより抜粋)
升新商店オリジナルで仕込んでいただいた新政 NO.6 Y-type生酒です!米は新政農社の古関さんが鵜飼の自社田にて丹精込めて育てた無農薬・無肥料で育てた「陸羽132号(通称:愛亀)今期から導入された新精米機で扁平精米55%(球形精米の35%~40%に匹敵)協会酵母「6号」、生酛、蓋麹~木桶仕込みにより植松杜氏が醸しました。陸羽132号は「愛国」と「亀の尾」を交配させた近代水稲品種のさきがけのお米でした。昨今ではあまり見かけられなくなりましたが新政酒造では秋田で生まれたお米として普及していくよう努めております。「陸羽132号」の酒米は新政オフィシャルより先の販売品となります。
陸羽132号 55% alc14 6号酵母 生酛 木桶仕込み シリアルナンバー入り
感想
色はクリスタル。
極微発泡。
上立ち香は穏やかであり、新政甘酸っぱさが薫る。
お酒を含むと、舌の上をするりと走る。
軽やかなミネラル感に、爽快な新政ジューシー。
戻り香に、ほのかにスモーク感。
上品な甘酸っぱさを楽しむ。
個人的には、喉ごしの酸味と戻り香の極スモーク感が好み。
飲めば飲むほど重ねられていく味わい。
くどくなる事はなく、飲む事に異なっていく風味。
終わりなき旨味の旅となる。
知らぬ間に杯を重ねているので、とても危険なお酒です。(笑)
ナンバー6のジューシーさは精米歩合に比例している感じだろうか。
家のみ&開けたてで飲み比べ出来たらいいけど、
ちょっと難しいので、飲み比べ出来るお店探して飲みたい。
お米の品種違いによる味の違い、育て方による違い、その違いわかる人とか憧れる。
先ずは、酒蔵の違いを筆頭に、精米歩合や酵母の違い等から重ねていこうと味わいながら思った。
このお酒は、かなりこだわりのお米をこだわりの新政が醸したお酒。
色々と飲み比べした後にまた飲んでみたい。
蔵元ウェブサイト
【新政】 No.6 X-type 2019
商品詳細
原料米 酒造好適米(秋田県産) 100%
精米歩合 麹米40% 掛米40%
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -
税込価格 3,056円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
「NO.6」最上級モデルのX-Type(エックスタイプ)は、「eXcellent」(豪華版)を意味するフラッグシップモデルである。磨きこまれた米を用いるため、より格調高い仕上がりであり、6号酵母の清楚にして力強い存在感をもっとも鮮やかに感じ取れるのがこのX-Typeであると蔵元は考えている。なお6号酵母が発見された昭和5年、すでに精米歩合40%の酒が登場しており、6号酵母はこうした吟醸もろみから採取された。6号酵母誕生当時の槽口の味わいを、85年の時を超えて想起させる作品であるように願いつつ醸される作品である。
感想
色はクリスタル。
極微小な気泡を伴っている。
上立ち香は穏やか。
リンゴとライチ。柔らかい甘い香り。新政の甘酸っぱを連想させる。
40%に磨きこんだ精米は、スッキリシャープな印象。
月並みな表現である、甘い、フルーティーという言葉がよく似合う。
スッキリとした繊細な含み香に僅かに感じるスモーク感が
クラシック&モダンを連想させる。
爽やかに駆け上がる甘味とライチの甘酸っぱさ。
発泡感は殆ど感じない。
穏やかで格調高い甘酸っぱさを醸し出している。
戻り香も爽やかなので、二口三口と味を重ねるのが楽しい。
美味しいお酒だ。
蔵元ウェブサイト
【新政】 No.6 R-type 2019
商品詳細
原料米 酒造好適米(秋田県産) 100%
精米歩合 麹米55% 掛米65%(扁平精米)
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -
税込価格 1,528円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
新政唯一の定番生酒「NO.6」シリーズ。そのボトムを支えるR-Type(アールタイプ)は、まさしく「Regular」(通常版)として、気軽にお楽しみいただけるエントリーモデル。生酛造りによって強調された生酒らしい旨みを、余すところなく楽しんでいただきたいと願っている。
感想
上立ち香は穏やかに薫る。
清涼感のある甘い香り。
甘酸っぱい。これが求めている甘酸っぱ美味しいお酒。
甘味と酸味のバランスが一秀。
生酛づくりのボディーを感じるんだけど、シャープというかなんというか。
豊満かと思ったら細マッチョみたいな(なんか違うか)
戻り香は、すわ~っとしている。つまりじんわりと喉奥へ浸透しながら酸味がすっと消えていく感じ。
居酒屋ではじめて飲んだ新政がナンバー6のタイプR。
飲んだ時に、旨いって言われるわけがわかる!旨いわ~って凄く納得してた。
この味を覚えておこう!ってしみじみと味わっていた。
酒屋さんで4号瓶を見つけた時は凄く嬉しかった。
家のみで一本、開けたてを飲めれたので記憶と味比べ。
開けたてと比べると居酒屋で飲んだのは結構ライト。
年度の違いもあったりするけど、開栓後時間が経っている美味しさだったと。
今回はしっかりとジューシー。
お酒を呑んでるって印象を感じながらも、モダンな印象を連想させる。
個人的に反則級に旨い。
蔵元ウェブサイト
【新政】 天鷲絨 2019 生酛木桶純米 Colors - Viridian - ヴィリジアン
商品詳細
原料米 美郷錦 100%
精米歩合 麹米40% 掛米40%
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -
税込価格 3,565円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
通称「ヴィリジアン」。
秋田の高級酒米「美郷錦」を用い、木桶仕込みによって醸した作品。原料米の精米歩合は40%。「美郷錦」のポテンシャルをもっとも発揮する磨きである。「天鷲絨」は、Colorsラインナップ中、もっとも厚みと余韻がある力強い仕立てとなっている。
【美郷錦】
生誕年[登録年]:2002年(平成14年)
生誕地[登録県]:秋田県
平均収量:約7俵/反
新政酒造における主要栽培地:秋田市河辺地区
感想
カラーシリーズの最上位。
山田錦・美山錦を親に持つ、美郷錦。
これだけでも飲んでみたくなる。
カラーシリーズ全てに言えることだけど、上立ち香は優しく香る吟醸香。
甘めの香りが印象的。
色はクリスタル。グラスに注ぐと極微炭酸が細かく星のよう。
アタックはすっきりと思いきや、厚みのあるしっかりとした味が流れ込む。
甘酸っぱくジューシー。
余韻に、程よく厚みのある酸味と苦みが、
合わせる料理の幅広さを連想させ楽しませてくれる。
とてもリッチなお酒。
蔵元ウェブサイト
【新政】 秋櫻 2019 生酛木桶純米 Colors - Cosmos - コスモス
商品詳細
原料米 改良信交 100%
精米歩合 麹米55% 掛米55%
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -
税込価格 2,480円
蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)
通称「コスモス」。
「改良信交」は昭和34年、秋田で初めて生まれた酒造用好適米である。「信交190号」を親に持つために、長野県生まれの「美山錦」と兄弟の関係にある。ところが「美山錦」が硬質な印象を与えるのに対して「改良信交」はあくまでも滑らかで伸びやかな味わいである。現在、秋田県では当蔵のみが用いており、まさに「新政」を象徴する米となっている。「コスモス」はこの「改良信交」を用いて木桶仕込みによって醸される貴重な酒である。
【改良信交】
生誕年[登録年]:1959年(昭和34年)
生誕地[登録県]:秋田県
平均収量:約7俵/反
新政酒造における主要栽培地:秋田市河辺地区
感想
香りに例えられる食物や植物をじっくり嗅いでみたい。
今まではなんとなく感じていたが、脳に刷り込むように嗅ぐとかしたい。
言語化しようとすると引き出しの多さが大切だなって思う。
上立ち香は穏やか。新政は上立ち香からビンビンに攻めてくる感じではない。
でもブルゴーニュグラスとかでスワリングしてクゥーっと何度も嗅ぐのが楽しかったりもする。
甘めの香り、熟れた洋ナシだろうか。
上立ち香と含み香は結構違うイメージ。エクリュはなぞる感じだったのでびっくり。
含み香からのアタックは、極微炭酸、わずかな木桶感、吟醸香のシンフォニー。
甘味と酸味は小花のように可愛らしく広がる。
これが、戻り香と合わさると立体感のある複雑な風味になる。
花と宇宙のコスモスをイメージして命名したのだろうか。
文頭に戻るのだが、このお酒で感じる甘い香りは、
なんと言ったらしっくりくるのか。穀物系の甘みなんだろうか。
色々とレパートリーを増やしたい。
蔵元ウェブサイト