とっちの日本酒ブログ

呑んだ記憶の三段仕込み!

【風の森】 露葉風 807

【風の森】  露葉風 807 【風の森】  露葉風 807 【風の森】  露葉風 807

商品詳細

原料米 露葉風 100%
精米歩合 80%
仕込水 金剛葛城山系深層地下水(硬水)
酵母 7号酵母
日本酒度 -
アルコール度数 17℃
酸度 -
アミノ酸度 -

税込価格 1,320円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

お米をあまり磨かず大地のエネルギーを発酵に活かし、

豊かな複雑味を最大化したシリーズ。

奈良県産でのみ生産される酒米、露葉風を使用しています。その心白の大きさは山田錦をしのぐほど。その独特な酸味と渋みとふくよかな甘み旨味のバランスが絶妙。

 

感想 

色はクリスタル。

注ぐときはシュワシュワと発砲音が心地よく、微発泡の極小の泡が綺麗。

無濾過生原酒の磨き80だが、オリも見られず透明感が高い。

 

上立ち香は穏やか。爽やかな吟醸香

バナナよりの香りで、僅かにセメ香、穀物の香りが合わさってのふくらみのある香り。

アタックはリッチ。フルボディ。

アルコールの膨らみを感じる。

甘酸っぱさを奥に持ちながら、ズンとする喉ごし。

なかなかの芳醇な香りが鼻に抜ける戻り香。

これはしっかりとしたものに合わせたくなるお酒。

 

個人的には低精白のお酒が気になっているので、

他の蔵も合わせて色々呑んでいきたい。

 

蔵元ウェブサイト

 

yucho-sake.jp

【風の森】 秋津穂 657 真中採り

【風の森】  秋津穂 657 真中採り 【風の森】  秋津穂 657 真中採り 【風の森】  秋津穂 657 真中採り

商品詳細

原料米 秋津穂 100%
精米歩合 65%
仕込水 金剛葛城山系深層地下水(硬水)
酵母 7号酵母
日本酒度 -
アルコール度数 17℃
酸度 -
アミノ酸度 -

税込価格 1,375円(真中でないと1,155円)

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

 

1998年、風の森始動。全ては風の森峠の秋津穂米から始まった。

風土を醸す。風の森の代表酒。

風の森にとって醸造適性に優れた秋津穂は全量が地元の契約栽培米です。秋津穂純米は風の森のスタンダード。しぼってそのままのボリューム感ある味わいをお楽しみいただけます。

感想 

初風の森。

色は黄金色かかったクリスタル。

オリは見られないレベルでの無濾過。

オリ入りかなしで、目指している印象がなんとなくわかる気がする。

上立ち香は香り高く小躍りしているかのよう。

りんごにライチといった香りに、爽快さをトッピング。

好きな香りなので楽しみ。

 

サラサラと流れるアタックは、甘みを伴うミネラル感。

生酒の爽快さと優しい酸味で、するりと喉奥へと流れゆく。

華やかな香りに、するりとした酒質なので非常に飲みやすい。

 

アルコール17度は高いと思いがちだけど、

大吟醸のすっきりさも相まって低アルのように飲みやすい。

個人的には甘すぎず抑えめなので、飲み飽きせずに何口もいける怖いやつ。

酸味は穏やかだが、食事と合わせるとしっかりと顔を出すので

ペアリングを見つける楽しみもあります。

 

中取りで税込1,375円。

手に入りやすさとコスパ考えるといつも手元に置いておきたいお酒。

ありがとうございます。

 

蔵元ウェブサイト

 

yucho-sake.jp

【喜楽長】 first 純米吟醸

【喜楽長】  first 純米吟醸 【喜楽長】  first 純米吟醸 【喜楽長】  first 純米吟醸

商品詳細

原料米 吟吹雪(滋賀県産 100%)
精米歩合 55%
仕込水 鈴鹿山系 愛知川の伏流水(軟水)
酵母 自家酵母(金沢酵母,K14号系?)
日本酒度 -3
アルコール度数 15℃
酸度 1.4
アミノ酸度 -

税込価格 1,623円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

 

サイトでの紹介なし。裏書を記載。

 

「はじめて」であること。

大きな期待と少しの不安、幾つになっても特別なこと。

喜多酒造の考える日本酒との「はじめての出会い」をテーマにこのお酒を醸しました。喜多酒造がある滋賀県の琵琶湖をかたどった意匠と透明感のある香りと上品な甘みが日本酒の持つ”繊細さ”を表現しています。

喜楽長が醸す「first」な味わいをお楽しみください。 

 

感想 

色はクリスタル。

穏やかな上立ち香。リンゴ洋ナシ。

すっきりとした甘酸っぱさ。

柔らかな甘みと涼やかなミネラル感に、バランスのよい切れの酸味。

戻り香のほのかな苦みと余韻が心地よい。

アルコール感は15度だが、まま感じる。

 

初めての日本酒として、フルーティーでお酒じゃないみたい!?

というお酒ではないと思います。

甘酸っぱ系の酒質で、ライトなボディだけど日本酒の輪郭はしっかりと感じる。

説明文にあるように日本酒の繊細さを表現しながら、

初めて飲む方の為にも、なるべく飲みやすく醸したお酒。

クラシック&モダン。

旨いのは当たり前、造り手の心情に少しでも触れられたらと思います。

 

白身魚の甘みとお酒の甘みの相乗効果がとても美味しかったです。

お父さんと娘さんが、お母さんと息子さんが、

ペアリングに白身魚の刺身やカルパッチョなどで、

喜楽長で日本酒デビューなんてとても粋だと思います。

喜楽長さんの他のお酒も、是非飲んでみたいです。

 

蔵元ウェブサイト

kirakucho.com

【黒龍】 いっちょらい

【黒龍】  いっちょらい  【黒龍】  いっちょらい

商品詳細

原料米 五百万石(福井県産) 100%
精米歩合 55%
仕込水 九頭竜川の伏流水(軟水)
酵母 蔵付酵母
日本酒度 5.5
アルコール度数 15℃
酸度 1.1
アミノ酸度 -

税込価格 1,265円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

テイスティングコメント
夏のスイカをイメージさせる爽やかで甘やかな香りが立ち上り、その奥底にあるサルビアオシロイバナの香りが懐かしい。顔を近づけ香りを探ると、清流の水面を通して伝わってくるような苔の緑と河床の石のミネラルが混和した自然界の香りに行きつく。口に含んだアタックはしっとりで、味覚要素が口中の中心に集まり味の輪郭を引き締める。粘性を伴う上品なボディーでありながら、ピリッとした心地よい刺激で辛口に誘い、軽やかな余韻につなげてくれる。

 

感想

色はクリスタル。

穏やかな上立ち香。

爽快な甘みをもった吟醸香は、ミネラルを感じる。

アタックは、上立ち香がそのまま流れていく印象。

粘土を伴う酒質に、ドライなミネラルと穀物のふくよかさ

口の中に存在感を残すしっかりとしたボディ。

余韻はしっとりしんみりの酸味と苦み。

個人的にはドライな食中酒。

コスパもいいので、いつも食卓にいるお酒の立ち位置でしょうか。

良いペアリングで飲んでみたい。

 

※「いっちょらい」とは福井の方言で「一張羅」のこと。

裏書のQRコードは、黒龍サイトのいっちょらい説明ページのリンク。

 

蔵元ウェブサイト

www.kokuryu.co.jp

 

【梵】 GOLD 無濾過 純米大吟醸

【梵】  GOLD 無濾過 純米大吟醸 【梵】  GOLD 無濾過 純米大吟醸 【梵】  GOLD 無濾過 純米大吟醸

商品詳細

原料米 山田錦兵庫県産) 100%
精米歩合 50%
仕込水 白山連邦日野川伏流水(軟水)
酵母 KATO9号(自社酵母
日本酒度 -
アルコール度数 15℃
酸度 -
アミノ酸度 -

税込価格 1,572円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

無濾過で淡い黄金色の
純米大吟醸酒

マイナス10℃で1年迄氷温熟成されたお酒がブレンドされた無ろ過純米大吟醸の生酒を、出荷の直前に加熱処理をして、旨さを封じ込めた黄金色をした名酒です。無濾過のため、淡い黄金色が素晴らしく、透き通るような香りと、さわやかで存在感のある味が特徴です。

 

感想

 

「マイナス10℃で1年迄氷温熟成されたお酒がブレンドされた無ろ過純米大吟醸の生酒」

上記、蔵の説明文を読むと1年熟成されたお酒と、熟成していない生酒をブレンドし、

それを出荷直前に加熱処理した生詰めであるという事だと思う。

違っていたらごめんなさい。

 

ブレンドのお酒という事で、とても気になった。

仕込みの段階の貴醸酒や、もち米で留めたり、あらばしりや中取りでなければ実はブレンドであったり、昔の酒屋さんは残ったお酒をブレンドして独自のお酒を作ったり。

そんな事をブレンドから連想したけど、同じお酒を熟成でブレンドするのって珍しいと思うんですけど、どうなんだろう?

通常とビンテージの融合みたいなものと思うと、ブレンドするのも腕の見せ所だろうと。

 

という事で飲んでみたのでテイスティング

色は黄金色かかったクリスタル。

オリは見られないレベルでの無濾過。

オリ入りかなしで、目指している印象がなんとなくわかる気がする。

上立ち香は香り高く小躍りしているかのよう。

りんごにライチといったジューシーな香りに、爽快さをトッピング。

好きな香りなので楽しみ。

 

サラサラと流れるアタックは、甘みを伴うミネラル感。

生酒の爽快さと優しい酸味で、するりと喉奥へと流れゆく。

華やかな香りに、するりとした酒質なので非常に飲みやすい。

 

アルコール15度と大吟醸のすっきりさ。

個人的には甘すぎず抑えめなので、飲み飽きせずに何口もいける。

酸味は穏やかだが、食事と合わせるとしっかりと顔を出すので

ペアリングを見つける楽しみもあります。

 

蔵元ウェブサイト

www.born.co.jp

 

【新政】 No.6 S-type 2019

 【新政】  No.6 S-type 2019 【新政】  No.6 S-type 2019 【新政】  No.6 S-type 2019

商品詳細

原料米 酒造好適米秋田県産) 100%
精米歩合 麹米55% 掛米55%
仕込水 秋田市新屋地区伏流水(中硬水)
酵母 協会6号
日本酒度 -
アルコール度数 14℃
酸度 -
アミノ酸度 -

税込価格 2,037円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

「NO.6」の代表作であるS-Type(エスタイプ)。ふくよかさとキレを兼ね備えた、ミッドモデル。「Superior」(上級版)として、個性と完成度の両立を思い求めた造りになっている。口当たり前半の濃縮感と、後半のキレあがりかたの好対照が魅力。酒単体でも飲み飽きしない表現力豊かな作品となることを願い醸造している。

 

感想

色はクリスタル。

最小限の濾過の生原酒は、オリはなく極小の気泡が気品さを演出している。

開けたてで飲める時は是非みてみたい。

 

上立ち香は穏やか。

爽やかな甘みの香りに爽快な酸味を伴う新政の香り。

よりフレッシュ感がある。

口当たりは柔らかく、上品な甘みを伴うアタック。

そして新政のうまーい甘酸っぱさ。

極微炭酸が、ドライなラムネを連想させる。

贅沢なチリチリ。

ミネラル感を感じる喉ごしは軽やかで、戻り香にはほのかな苦み。

とても美味しい。

 

仮にNo.6シリーズがどれも飲めるとして、最初に勧めるならこれだろうか。

個性と完成度の両立を思い求めた造りと書かれている事に納得。

R/S/Xと比べると私レベルの馬鹿舌でも本当に中間とわかる。

 

新政の正規特約店が近くにあってとても良かった。

No.6を初めて飲んでから結構な種類を飲むことが出来た。

今後は、なるべく色んな種類のお酒を飲んで行こうと思います。

 

 

蔵元ウェブサイト

www.aramasa.jp

 

 

【亀泉】 亀泉 CEL-24 純米吟醸 生原酒

【亀泉】  亀泉 CEL-24 純米吟醸 生原酒 【亀泉】  亀泉 CEL-24 純米吟醸 生原酒 【亀泉】  亀泉 CEL-24 純米吟醸 生原酒

商品詳細

原料米 八反錦 100%
精米歩合 50%
仕込水 仁淀川水系の湧水(軟水)
酵母 CEL-24
日本酒度 -15
アルコール度数 14℃
酸度 2.0
アミノ酸度 1.1

税込価格 1,848円

 

蔵の紹介文(蔵元サイトより抜粋)

香りが強く立ち、酸味と甘味の絶妙なバランスが、
まるで白ワインのような味わい。

 

感想

色はクリスタル。

非常に香る、上立ち香。

リンゴやバナナに例えられる吟醸香とは違った香り…

なんだろう。

そうだラムネだ。ラムネに例えると非常にしっくりとくる。

 

アタックは甘い!甘いお酒と言われるのに納得。

-20は伊達じゃない。

舌先から感じる甘みがとてもはっきりとしている。

その甘さを包み込む程度の酸度。

このバランスは好み。

香りと味が、今まで飲んだ中では特徴的なので目隠ししても当てられそう。

これで炭酸が入ったら、大人のラムネ。

是非、二次発酵バージョンを作って欲しい。

あまあまの生原酒で14℃のお酒!

夏に、ソーダ割やロックにしても楽しめるのではないかと思ったので、

機会があったら挑戦してみようと思う。

 

蔵元ウェブサイト

www.kameizumi.co.jp